洗顔のポイント
数えきれないほどの化粧品や、溢れるＳＮＳ情報に、『なにが正解なの？』と頭を抱えていないですか？
毎日のスキンケアはお肌を健康にし、清潔な状態を保つために大切ですが、
間違ったスキンケア選びやスキンケア方法により肌荒れの原因になることもあるのです。
自分が何をしたらキレイになるのか分からない！！という方も多いと思います。
そんなスキンケア迷子の方の為に、
スキンケアの重要なポイントの1つ【洗顔のポイント】についてお教えします。
——————目次——————-
1.クレンジング・洗顔の役割
2.スキンケアアイテム選びの注意点
3.正しい洗顔方法
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1.クレンジング・洗顔の役割
★クレンジングの役割
クレンジングの役割＝「メイクを落とすこと」
と思われがちですが、
私達が考えるクレンジングの役割は、メイクを落とすことはもちろん、
「お肌や毛穴の汚れを綺麗に落とすこと」です。
お肌と毛穴は、お化粧や汗・皮脂により毎日汚れています。
身体の中の老廃物が汗や皮脂とともに外に出されるので、そのまま付着していると雑菌が繁殖し肌荒れの原因になります。
また、空気中には、排気ガスや見えないホコリ、花粉などが飛んでおり、それらが肌に付着することでさらに肌表面は汚れます。
その為、毎日のクレンジングにより常に肌表面と毛穴を綺麗に保つことが大切です。
★洗顔の役割
洗顔の役割は、「皮膚の表面に溜まった古い角質を洗い流すこと」です。
皮膚は、古い細胞から新しい細胞に常に生まれ変わっています。
それをターンオーバーと呼び、そのターンオーバーによって、古い角質が皮膚の表面に押し出されてきます。
古い角質が皮膚の表面に留まった状態になると、肌がざらついたり、毛穴をふさいでしまったり、くすんで見えたりします。
洗顔は古い角質を洗い流すことにより、ターンオーバーを促し、肌をより良い状態にもっていくという役割もあります。
2.スキンケアアイテム選びの注意点
化粧品やシャンプー、洗剤などに使用されている『界面活性剤』って聞いたことありますか？
界面活性剤とは、「水と油」等の混ざり合わないものを混ぜ合わせるために使用されています。
その中で注意が必要なのが『石油系合成界面活性剤』
石油系合成界面活性剤は洗浄力が強く、肌に必要なタンパク質までも分解する成分が含まれている為、
お肌を知らず知らずに傷つけてしまっている可能性が高いのです。
《石油系合成界面活性剤の特徴》
◇高い洗浄性：皮膚表面の皮膚(タンパク質)を必要以上に分解する為、
（お肌を守る機能）バリアゾーンを壊し皮膚トラブルを起こしやすくする。
◇高い浸透性：分子が非常に細かい為、バイアゾーンを通過し、
皮膚内部の水分が蒸発し水分を保持する力が弱まる。
◇高い残留性：水分解に時間がかかる為、一旦皮膚に付着すると一時的には欲しる感や効果を感じやすいが、
継続使用することでトラブルを招き、肌自らの保護作用を低下させる。
以上のことから、石油系合成界面活性剤を含む化粧品を毎日使うことにより、肌のバリア機能を低下させ、
それと同時に、強い殺菌作用で、お肌を守ってくれている皮膚の常在菌を減少させてしまいます。
その為、お肌が弱い方や乾燥、敏感肌の方が使用すると肌トラブルの原因にもなります。
※左：バリア機能が低下したお肌/右：バイア機能が正常に戻った肌
※左：バリア機能が低下したお肌/右：バイア機能が正常に戻った肌
3.正しい洗顔方法
①摩擦をしないこと
ニキビや肌荒れが気になり、ゴシゴシ洗顔でお肌に摩擦を与えていませんか？
また、泡立ちが少ない洗顔料で必要以上にゴシゴシ洗っていませんか？
クレンジングや洗顔後に次のような症状がある方は危険です！
・赤みが出る
・乾燥する
・ヒリヒリする
手と肌表面に摩擦がおこると肌への刺激が大きくなり、
その結果、肌のバリア機能が低下し、ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
肌への刺激を少なくするためには、洗顔料をしっかりと泡立て、
硬く弾力がある細かい泡で手と肌の間のクッションになるようにして洗顔をするよう心がけましょう。
また、洗顔料は泡立てて細かい泡にすることで、皮脂を吸着しやすくなり、お肌に負担なく汚れを落とすことが出来ます。
②スキンケアの回数
スキンケアは朝と夜の1日2回おこなうことが基本です。
1日に何度も洗顔すると、お肌に必要な常在菌ものまでとりすぎてしまうためNGです！
朝は寝ている間に分泌された余分な皮脂を洗い流す、
夜はお化粧や汗・皮脂汚れ、お肌に付着した汚れ全てを落とすという目的があります。
皮脂汚れが付着した肌は雑菌が繁殖しやすくなりニキビの原因になります。
③洗い流しの仕方
クレンジング、洗顔の洗い流しは【30℃前後のぬるま湯で30回】を心掛けましょう！
シャワーを直接お肌に当てて洗い流すのはNG。シャワーの水圧が直接お肌に当たることで
お肌は刺激を受けてしまい、赤みが出やすくなります。
また、体温以上の熱いお湯での洗い流しも、必要な皮脂まで取ってしまうことで、敏感肌の原因となります。
▼スキンケアの見直しをしてお肌改善した方をご紹介します▼
2021/02/22 ➡ 2022/11/16
このお客様は、14歳の頃から、繰り返しできるニキビでお悩みで、
お化粧品を変えたり、皮膚科に通ってお薬を処方してもらったり、様々なことをしていました。
ですが、落ち着いたと思ったら、またニキビができての繰り返し、、、。
気が付いたらどんどんお肌が敏感になってしまっていました。
お肌の根本改善をするために、
スキンケアの見直しやサロンケアを併用しながらお手入れをおこない、
1ヶ月目でニキビの炎症が落ち着き始めました。
8ヶ月目で新しいニキビもできにくくなり、12ヶ月目にはニキビ痕も改善しここまで綺麗になりました！！
どんなスキンケアアイテムを選んで、どう使っていくかで、お肌は良い方向にも悪い方向にも左右されます。
毎日行うスキンケアは健康なお肌を作るためにとても重要。
肌トラブルや、自分の肌質を見極めてスキンケアをすることが美肌への近道です。
